光回線とモバイル回線のメリット・デメリット、選択のポイントとは

 

インターネット回線を契約する際の回線の種類として光回線とモバイル回線の2つが挙げられます。

そこで、今回はどちらに契約するか迷っている方に向けて、光回線とモバイル回線のメリットとデメリットをそれぞれわかりやすく解説します!

 

光回線のメリットとデメリット

メリットの1つ目は、高速な通信が可能であることです。従来は電気を利用して情報を伝送していましたが、光回線は情報を光に変換したあとに光ファイバを通して伝送します。

また、通信速度の理論値は上り回線、下り回線共に1Gbpsといわれています。ここで、bpsは「1秒間あたりに送るビット数」という意味の単位で、「1秒間にどれだけたくさんの情報を送れるか」という指標になります。また、上りは利用者からデータを送る際の回線、下りは利用者がデータを受け取る際の回線となります。

そして、メリットの3つ目は、一定の月額料金でインターネットが利用し放題ということです。後に説明するモバイル回線では、月々の通信容量制限がありますが、光回線では制限がありません。

メリットの2つ目は、通信が安定していることです。光回線は情報を光に変換して伝送するので、外部からの電磁ノイズから影響を受けにくいという特性があります。

一方、デメリットとして、契約する際に初期工事が必要であることが挙げられます。この工事に掛かる費用が必要な上、契約したその日から利用することはできません。

また、初期工事費用実質無料というキャンペーンもあります。しかし、短期で契約しようと思っている方にはおすすめできません。なぜなら、実質無料のシステムは、工事費用を数年で分割して月額料金に上乗せし、これをキャンペーンで割り引くというもので、すぐに解約してしまうと工事費用の残額を払わなければならないからです。

[メリット]

・光で情報を送るので高速

・安定した通信品質

・一定の月額料金でインターネットし放題

[デメリット]

・初期工事が必要で契約したその日から利用することはできない

・短期利用の場合は、初期工事費用実質無料のキャンペーンを利用できない場合がある

 

モバイル回線のメリットとデメリット

メリットの1つ目は、屋内外でインターネットを利用できるということです。モバイル回線では、小型の無線LANルータに接続して利用するので、外出先でもインターネットに接続できます。モバイル回線の例として、UQコミュニケーションズのWiMAX2+やポケットWi-Fiなどが挙げられます。

メリットの2つ目は、外出先で利用する場合にセキュリティ性が高いことです。例えば、モバイル回線を持っていない状況において外出先でインターネットに接続することを考えてみましょう。この場合、多くの方は喫茶店や駅などの公共施設に設置されている公衆無線LANに接続することと思います。しかし、この回線は不特定多数の人が接続可能であるため、接続している人の中に悪意のある人が存在する場合、データの覗き見や不正アクセスが発生する危険性があります。

モバイル回線に契約しておけば、自分専用のSSIDとパスワードが設定されるため公衆無線LANに比べ安全です。

メリットの3つ目は、初期工事が不要であるということです。光回線とは異なり契約したその日からインターネットを利用できるようになります。

また、近年はモバイル回線でも高速な通信が可能になりました。2013年に運用開始されたWiMAX2+では、下り回線の通信速度は最大1.2Gbpsとされています。

一方、デメリットの1つ目として、回線の速度が安定しにくいということが挙げられます。例えば、ポケットWi-Fiでは、携帯電話の通信網を利用しているため、携帯電話が繋がらない場所ではポケットWi-Fiもインターネットに接続できません。また、WiMAX2+は専用回線を利用していますが、電波は障害物があると減衰してしまうので、山間部や地下などではインターネットに接続できない場合があります。また、複数人で回線を利用すると通信速度が低下する場合があります。

デメリットの2つ目は、通信容量の制限があるということです。多くの場合は直近3日で10GBの利用で制限がかかり、1日ほど通信が制限されます。制限自体は厳しいものではありませんが、複数人で回線を利用している場合はすぐに10GBに達してしまう場合があるので注意が必要です。

そして、ほかのデメリットとしては、早い時期に契約を解約すると違約金※が発生するということが挙げられます。また、ルータの充電が切れた場合、モバイル回線に接続することはできません。

[メリット]

・屋内外でインターネットに接続できる

・公衆無線LANに比べて安全性が高い

・初期工事が不要で、契約したその日から利用できる

[デメリット]

・山間部や地下などではインターネットに接続できない場合がある

・複数人で利用すると通信速度が低下する場合がある

・通信容量に制限がある

・短期で契約を終了すると違約金※が発生する

・ルータの充電が切れると回線に接続できなくなる

 

光回線とモバイル回線、それぞれに向いている方とは?

光回線とモバイル回線のメリットとデメリットについてそれぞれ解説してきました。

光回線は、自宅で高速かつ安定した通信を求める方におすすめします。また、モバイル回線は、外出先でも快適にインターネットを利用したい方におすすめします。

ぜひ、自分のスタイルにあった回線を選んで快適なインターネットライフをお過ごしください!

 

※2019年6月21日に総務省から、通信機器の違約金について、解約違約金の上限を1000円に決定し、端末の値引き上限を2万円に一律にすることが発表されました。こちらに関しましては、2019年の秋に施工予定なので施工後に契約するという方はぜひご自身でチェックしてみてください。